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ここ5年で動物1100匹以上を野生に帰している広西壯族自治區

人民網日本語版 2022年11月16日11:23

野生に帰されたハチクマ(撮影?張雷)。

広西壯(チワン)族自治區の林業當局はこのほど、大明山國家級自然保護區で、ベンガルヤマネコやカンムリワシ、メンフクロウを含む11種類の國家重點保護野生動物33匹を野生に帰した。統計によると、2018年以來、同自治區の林業當局は、各種野生動物約1100匹(頭)を野生に帰してきた。中國新聞網が報じた。

同日、野生に帰された野生動物のほとんどは、現地の人々が救護をするために保護した後、関係機関に引き渡した動物で、治療などを施して、検査をして體調が良好であることや野生での生存能力を備えていることが確認されたうえで帰された。

ベンガルヤマネコを野生に帰す職員(撮影?張雷)。

広西壯族自治區は、多種多様な生物が生息しており、世界的な生物多様性ホットスポットとして知られている。同自治區に生息する中國の國家重點保護野生動物や野生植物はいずれも中國における総數の3割を占めている。

同自治區の林業局の鄒慶浩副局長は、「毎年11月になると、渡り鳥が南下して當自治區に飛來する。動物を野生に帰す活動実施は、社會の人々の鳥類を含む野生動物の保護意識向上につながり、人と自然の調和のとれた共存を促進し、社會全體が野生動物保護に取り組む良い雰囲気づくりができる」と、その意義を語っている。(編集KN)

カンムリワシを野生に帰す職員(撮影?張雷)。

「人民網日本語版」2022年11月16日

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