（畫像提供は中車株洲電力機車有限公司）

中車株洲電力機車有限公司が獨自に研究開発した1本目のゴム車輪地下鉄列車が北京時間7月18日、湖南省株洲市でラインオフした。この列車はメキシコシティ地下鉄1號線で運行する予定で、國産ゴム車輪地下鉄列車の海外初輸出となる。

メキシコシティは世界最大のゴム車輪地下鉄列車市場を擁し、ゴム車輪地下鉄の保有量は2000両を超える。路線距離18.83キロメートルで20駅を設けるメキシコシティ地下鉄1號線は、1969年に営業(yè)を開始した。メキシコシティ地下鉄のギジェルモ?カルデロン局長は、「1號線の営業(yè)開始から半世紀になり、同路線の全システムの更新が必要で、一刻の猶予も許されない」と述べた。

中國中車は2020年12月に現(xiàn)地政府と、工期が19年にもなるメキシコシティ地下鉄1號線の全體的な近代化改造「システム＋」プロジェクトの契約に調(diào)印した。同プロジェクトの具體的な協(xié)力內(nèi)容に基づき、同社は現(xiàn)地の狀況に合わせ、このメキシコ風情を感じられるパーソナライズされたゴム車輪地下鉄列車を獨自に研究?製造した。

（畫像提供は中車株洲電力機車有限公司）

列車の全長は150.9メートル、幅は2.52メートル、9両編制で、最高営業(yè)時速は80キロメートル、定員は最大で2252人、8％の登坂能力を持ち、曲線半徑45メートル。列車の臺車設計及び大ゴム車輪走行?小ゴム車輪回転構造の採用により、運行中の騒音を効果的に減らせる。また列車には「予備タイヤ」がある。鉄製車輪は安全車輪として、列車の異常な狀況における安全運行に「二重の保険」を提供する。

現(xiàn)地の地下鉄の體系的な高度化を支えるため、列車に搭載された信號制御システムは列車?地上間の雙方向通信を?qū)g現(xiàn)でき、走行安全と高効率の運営を保証する。同時に従來のメキシコシティ地下鉄列車と異なる新材料、新技術、軽量化設計構造の採用により、列車全體の燃費性能も大幅に改善されている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年7月21日