外交部(外務省)の24日の定例記者會見で、趙立堅報道官が米日首脳會談に関する質問に答えた。
【記者】先週金曜、米國のバイデン大統(tǒng)領と日本の岸田文雄首相がテレビ會談を行い、中國に対して制止措置を講じることで合意するとともに、近隣諸國を「威圧」する中國側の行為に懸念を表明したことについて、中國側として反応は。
【趙報道官】米日首脳は會談において中國関連の議題で古い主張を再び持ち出した。彼らは再び中國に対していわれなき中傷と非難を加え、中國の內政に粗暴に干渉し、國際法と國際関係の基本準則への重大な違反を犯した。中國側はこれに強い不満と斷固たる反対を表明し、すでに両國に厳正な外交的申し入れを行った。
臺灣地區(qū)、新疆、香港地區(qū)の事は完全に中國の內政であり、いかなる國や外部勢力による干渉も許さないし、いかなる者が噓や偏見に基づきみだりに中國側を中傷することも許さない。釣魚島及びその附屬島嶼(日本名?尖閣諸島)は古來中國固有の領土だ。國家の主権及び領土的一體性を守る中國人民の強固な決意、斷固たる意志、強大な能力をいかなる者もみくびってはならない。海洋問題において、米日はもめ事を引き起こしたり、離間を煽るのを止めるべきだ。
米日は冷戦思考に固執(zhí)し、イデオロギー的対立や國家間の対立を煽り立て、いわゆる民主と人権の表看板を掲げて他國に対して政治工作を行い、いわゆるルールの旗印を掲げて他國に対して覇権主義的行為や威圧を行っている。こうした行為が、平和を求め、協(xié)力を図り、発展を促進する世界や地域の潮流と逆行するものであることは、國際社會の目には明らかだ。中國側は米日に対して、時代の潮流に順応し、ゼロサムゲームや隣國を災いのはけ口とする狹隘な政策を放棄し、対話と協(xié)力という建設的な道に戻るよう改めて促す。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月25日