全國乗用車市場情報連合會が11日に発表した最新の中國自動車販売量データによると、電気自動車(EV)メーカー米テスラの上海工場「ギガファクトリー」は2021年12月にバッテリー電気自動車(BEV)7萬847臺を引き渡し、月次販売臺數が7萬臺のレベルに達した。中國新聞社が伝えた。
ギガファクトリーは21年に前年比235%増の48萬4130臺を引き渡し、そのうち16萬臺超が海外市場に引き渡され、歐州やアジアなどの10數ヶ國でのニーズに応えた。特筆されるのは、テスラの21年世界引き渡し臺數は93萬6千臺で、このうちギガファクトリーの占める割合が51.7%に達して半分を占めたことだ。
テスラによると、高度なスマート化、デジタル化、86%に達する部品の現地調達率により、ギガファクトリーの生産能力は21年にさらに向上し、第3四半期(7-9月)には「モデル3」や「モデルY」の四半期生産量が初めて米カリフォルニア州フリーモントの工場を上回った。
また21年には、テスラ上海研究開発イノベーションセンターとテスラ上海ギガファクトリーデータセンターが設立された。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年1月12日