新疆維吾爾(ウイグル)自治區賽里木(サリム)湖の上空に1月9日、「萬華鏡が回転するような空」が出現した。こうした現象が見られるのは、極めて珍しいことだという。なぜなら形成される條件が極めて限られているだけでなく、中國國內でこの現象を鮮明に捉えた記録畫像が多くないことも関係しているという。日中、気溫が上昇し、空気中の水蒸気が埃と結びついて、肉眼では見えない極小の氷晶が発生し、空気が流動する中でそれらの氷晶が太陽光の反射を受け続けると、氷晶による大気光象である「アイスハロ」が生じる。中國新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年1月11日