2021年から2025年までの第14次五カ年計(jì)畫期間に、香港と大陸部との貿(mào)易協(xié)力にはどのような展望があるか。商務(wù)部(省)の任鴻斌副部長はこのほど行われた記者會(huì)見で、「大陸部、香港、澳門(マカオ)の単一自由貿(mào)易區(qū)の共同建設(shè)を推進(jìn)する」と述べた。中國新聞社が伝えた。
任氏は、「香港は世界的に重要な國際金融センター、貿(mào)易センター、水上輸送センターで、世界的に重要な自由貿(mào)易港でもある。ここ數(shù)年、香港の貿(mào)易規(guī)模は緩やかに拡大し、2015年の1兆699億ドル(1ドルは約115.4円)から増加して2020年の1兆1262億ドルになり、世界で6番目のエコノミーになった。今年1-9月の香港貿(mào)易額は前年同期比23.4%増の1兆6億ドルに達(dá)した。香港は幅広い國際商業(yè)貿(mào)易ネットワーク、通関地としての優(yōu)れた環(huán)境、円滑な人的往來、質(zhì)の高いサービス、スムーズな通関システムによって、グローバル貿(mào)易でこれまでずっと重要なターミナルの役割を果たしてきた」と述べた。
任氏は、「香港はずっと大陸部の最も主要な貿(mào)易パートナーの一つだ。今年になってから、大陸部と香港の貿(mào)易は新型コロナウイルス感染癥によるマイナス影響を克服して、急成長を達(dá)成した。2021年1-10月の大陸部?香港の輸出入額は同33.5%増の2859億5千萬ドルとなり、中國の対外貿(mào)易全體の増加率を1.6ポイント上回り、ここから大陸部と香港との間の緊密な協(xié)力関係および発展の大きなポテンシャルが十分にうかがえる」と続けた。
また任氏は、「香港は大陸部にとって最大の域外からの投資元と最大の対外投資先だ。今年1-10月には、大陸部の実行ベース香港資本導(dǎo)入額は同30.0%増の1091億5千萬ドルに上り、実行ベース外資導(dǎo)入額全體の76.9%を占めた。大陸部から香港への新規(guī)の非金融分野の直接投資額は447億9千萬ドルで、大陸部対外投資全體の50.9%を占めた。大陸部?香港の投資協(xié)力は高いレベルを維持し続け、勢いよく好調(diào)に発展している」と述べた。
任氏は、「第14次五カ年計(jì)畫期間に、國內(nèi)と國際的な2つの循環(huán)「雙循環(huán)」の新たな発展構(gòu)造を構(gòu)築するという大きな背景の下、大陸部と香港との協(xié)力の可能性がより広がるだろう」と指摘した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月26日