中國初のブルーカーボン取引サービスプラットフォームとしての廈門財産権取引センター(廈門市炭素?汚染物排出権取引センター)で12日、初のブルーカーボン取引である泉州洛陽江マングローブ生態修復プロジェクトの2000トンブルーカーボンが、同センターブルーカーボン取引プラットフォームで順調に行われた。
同プロジェクトは外來種駆除後のマングローブ再建に関わるため、炭素固定、生物多様性の保護、環境浄化、底泥堆積の抑制といった総合的な生態?環境保護の意義を兼ね備える。エコロジーなブルーカーボンの増加、総合生態サービス機能、コミュニティ経済連動発展のモデル効果を際立たせている。
同プロジェクトのカーボン試算は、廈門財産権取引センターが廈門大學環境?生態學院の陳鷺真教授らに開発を委託した、マングローブ造林カーボンプロジェクト方法學によって行われた。科學研究チームの20年以上の科學研究に基づき、中國沿岸部の濕地の特徴により合致する試算パラメータを採用した同方法學は、中國が獨自に開発した初のマングローブブルーカーボン方法學でもあり、非常に重要な科學的意義と市場誘導の価値を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年9月16日