中國大學統一入學試験(通稱「高考」)が今月7日と8日に実施されている。今年も、視覚障害の受験生専用の點字試験用紙が準備されている。浙江省や安徽省、河南省、広東省、西蔵(チベット)自治區、寧夏回族自治區の6省?區で、全盲の受験生合わせて11人が、受験に參加している。中央テレビニュースが報じた。
中國では2014年に高考に點字試験用紙が導入されてから、今回は全盲受験生が最も多い年となった。中國教育部(省)の試験センターの関係者は取材に対して、「全盲受験生用の點字試験用紙のほか、その他の視覚障礙者のためにも、大文字版の試験用紙やヒアリング免除、専門案內スタッフ、試験會場への優先入室などの対策を実施している」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月8日