アラブ諸國(guó)には、「文化というものはたとえ遠(yuǎn)い中國(guó)にあっても、追求しなければならない」ということわざがあるという。モロッコ人女性?El Batoul NEJJAOUIさんが中國(guó)に來(lái)たのも、彼女を夢(mèng)中にさせる中國(guó)文化を追求し、アラブ諸國(guó)の人々に伝えるためだ。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
現(xiàn)在、寧夏智慧宮文化伝媒有限公司で翻訳と校正の仕事をしているEl Batoul NEJJAOUIさんは、彼女の言葉を借りるなら、「アラブ諸國(guó)の人々に中國(guó)を理解してもらうために」、主に中國(guó)語(yǔ)の書(shū)籍をアラビア語(yǔ)に翻訳している。
「子供の頃、李小龍(ブルース?リー)や成龍(ジャッキー?チェン)の映畫(huà)を見(jiàn)て、とてもおもしろいと感じた。その後、中國(guó)文化を紹介するドキュメンタリーをたくさん見(jiàn)た。その中に登場(chǎng)する陶磁器や中國(guó)醫(yī)學(xué)、茶、少林寺などの中國(guó)の要素に魅了された」とEl Batoul NEJJAOUIさん。
2015年、中國(guó)文化が大好きな彼女はモロッコの孔子學(xué)院で中國(guó)語(yǔ)を?qū)Wび始め、中國(guó)語(yǔ)教師に「寶雲(yún)」という中國(guó)名を付けてもらった。そして、2年後、交換留學(xué)生として、北京第二外國(guó)語(yǔ)學(xué)院に留學(xué)した。
El Batoul NEJJAOUIさんは、「中國(guó)で、たくさんの素晴らしい先生や素?cái)长视讶摔扦俊工趣いΑ1伺媳本─浜贾荨⑽靼病⒘x烏などを観光し、書(shū)道、太極拳、中國(guó)グルメなどに魅了された。卒業(yè)後、寧夏回族自治區(qū)での仕事を見(jiàn)つけ、正式に働き始めた。「ここでの生活をとても楽しんでいる。一番好きなのは羊の肉で、私の故郷の味と似ている」と話す。
2019年に現(xiàn)在の會(huì)社に就職し、中國(guó)語(yǔ)書(shū)籍の翻訳を始めた彼女は、「一番最初に翻訳したのは武漢市の新型コロナウイルス対策を描寫(xiě)した絵本。私も新型コロナウイルス感染拡大を経験したので、とても印象深かった。故郷の人々に、偉大な醫(yī)師や看護(hù)師のおかげで、自分は安全に生活していることを知ってもらいたかったから」とする。
そして彼女は今、「読懂中國(guó)(Understanding china)」シリーズの校正に攜わっており、「この本は、中國(guó)の専門(mén)家の視點(diǎn)から中國(guó)が紹介されている。中國(guó)の発展はスピーディで、非常に大きな変化が起きている。たくさんの外國(guó)人が、私と同じように、中國(guó)の成果に感服し、その急速な発展の秘訣を知りたいと思っていると思う。私の仕事は、アラブ諸國(guó)の人々に中國(guó)の優(yōu)れた本や経験を紹介して、中國(guó)のことをもっとよく理解してもらうこと。この仕事を非常に誇りに感じている」と話す。
「中國(guó)とアラブ諸國(guó)の交流は、文化が引っ張っている」とする寧夏智慧宮文化伝媒有限公司の市場(chǎng)部図書(shū)部門(mén)の責(zé)任者?馬媛さんは、「以前、アラブ諸國(guó)の人々は、英語(yǔ)で、西洋の視點(diǎn)から中國(guó)を理解していた。しかし、今は『直接?xùn)|に目を向ける』ようになっている。アラビア語(yǔ)に翻訳された中國(guó)語(yǔ)の書(shū)籍は現(xiàn)地で好評(píng)を博しており、大きなポテンシャルを秘めている」と話す。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年3月11日