國(guó)家発展改革委員會(huì)の黨組メンバーである胡祖才副主任は8日に國(guó)務(wù)院新聞弁公室で行われた記者會(huì)見(jiàn)で、「國(guó)民経済?経済発展第14次五カ年計(jì)畫(huà)（2021-25年）綱要草案は國(guó)內(nèi)総生産（GDP）を主要指標(biāo)として保留すると同時(shí)に、指標(biāo)の數(shù)値については年平均成長(zhǎng)率が『合理的な範(fàn)囲を維持するようにし、年度ごとに狀況をみて提起するものとする』とした。このような記述の仕方は五カ年計(jì)畫(huà)の歴史の中でも初めてのことだ」と説明した。「科技日?qǐng)?bào)」が伝えた。

なぜ具體的な経済成長(zhǎng)率目標(biāo)を設(shè)定しなかったのか？

胡氏は、「実際には、経済成長(zhǎng)率目標(biāo)についての內(nèi)容は定性的な記述を中心にしながらも、定量的な記述も暗に含まれている。これは、現(xiàn)代化建設(shè)の推進(jìn)の全局面と全體から出発して、第14次五カ年計(jì)畫(huà)の発展トレンドと中國(guó)內(nèi)外の環(huán)境を十分に把握し、慎重な論証作業(yè)、比較と選択の繰り返し、踏み込んだ研究を経て行われた調(diào)整だ」とコメントした。

また胡氏は、「中國(guó)経済はすでに質(zhì)の高い発展の段階に転換しており、単にGDP成長(zhǎng)率で成果を評(píng)価してはならない。ましてや経済成長(zhǎng)のために質(zhì)、効果、生態(tài)環(huán)境に及ぼす結(jié)果を顧みないということがあってはならない」と述べた。

しかしまた一方で、現(xiàn)代化の実現(xiàn)には合理的な成長(zhǎng)も必要だ。中國(guó)は依然として世界最大の発展途上國(guó)であり、発展こそがすべての問(wèn)題を解決する基礎(chǔ)とカギとなる。綱要草案の処理方法はこの2つの面のニーズに効果的に配慮したものとなっている。

胡氏は、「経済成長(zhǎng)率目標(biāo)は定性的な記述を中心にしながら、定量的な記述も暗に含まれているものであり、GDP成長(zhǎng)率が不要ということではない。中國(guó)共産黨第19期中央委員會(huì)第5回全體會(huì)議は、2035年までに平均GDPを中レベルの先進(jìn)國(guó)の水準(zhǔn)に到達(dá)させることを打ち出した。これはつまり、今後15年間、中國(guó)のGDP成長(zhǎng)率が合理的な範(fàn)囲を維持しなければならないことを意味する。同時(shí)に、綱要草案の中の他の主要指標(biāo)、たとえば失業(yè)率、エネルギー強(qiáng)度（GDP１単位當(dāng)たりのエネルギー使用量）、炭素強(qiáng)度（GDP１単位當(dāng)たりのエネルギー使用による炭素排出量）といった指標(biāo)はGDPと関連するもので、こうした指標(biāo)については具體的な數(shù)字を打ち出した。これは、経済成長(zhǎng)率を潛在的経済成長(zhǎng)率と一致させるよう努力しなければならないことを暗に含んでいる」と説明した。

また多方面が連攜して行った試算により、GDP成長(zhǎng)率が一定のペースを保つ自信がある。胡氏は、「この5年間の中國(guó)內(nèi)外の環(huán)境にはなお大きな不確実性があることを考慮すると、具體的に數(shù)量化した成長(zhǎng)率目標(biāo)を設(shè)定しないことは、各種のリスク?試練により積極的に、主體的に、落ち著いて対応し、発展の柔軟性を増強(qiáng)し、不確実性に対処するためにゆとりを殘しておく上でプラスであり、また各方面が作業(yè)の重點(diǎn)を発展の質(zhì)?効果の向上に置くよう誘導(dǎo)する上でもプラスになる」と述べた。

胡氏は、「5年と比べると、年度ごとの情勢(shì)は判斷しやすい。そのため各年度の作業(yè)の中で、中國(guó)內(nèi)外の環(huán)境の変化と経済運(yùn)営の狀況などを踏まえ、狀況を見(jiàn)て方向性をもって各年度の成長(zhǎng)率目標(biāo)を確定することが可能であり、実際には具體的な數(shù)値は年度ごとに確定されることになる」と補(bǔ)足した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年3月9日