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中國、國慶節映畫の興行収入が約40億元に 

人民網日本語版 2020年10月10日08:37

映畫産業に関する統計を発表している燈塔専業版によると、今月8日の時點で、國慶節(建國記念日)と中秋節(舊暦8月15日)が重なった10月1日に合わせた8連休に合わせて公開された映畫の興行収入が39億4800萬元(1元は約15.8円)、観客動員數は合わせて約1億人に達した。興行収入のトップ集団を走るのは、「我和我的家郷(My People My Homeland)」や「姜子牙(Legend of Deification)」、「奪冠(LEAP)」などだ。うち、10月1日に封切られた「我和我的家郷」と「姜子牙」の興行収入はそれぞれ18億7000萬元と13億8000萬元に達した。

國慶節映畫の興行収入トップの「我和我的家郷」は、2019年の國慶節に合わせて公開された映畫「我和我的祖國(My people, my country)」の姉妹篇。張蕓謀(チャン?イーモウ)監督がゼネラル?エグゼクティブ?プロデューサー、寧浩(ニン?ハオ)監督が総監督を務めて、寧浩監督、徐崢( シュウ?チェン)監督、陳思誠(チェン?スーチェン)監督、閆非(イエン?フェイ)監督と彭大魔(ポン?ダーモ)監督、鄧超(ダン?チャオ)監督と俞白眉(ユー?バイメイ)監督が5つの物語を製作するオムニバス形式が採用されている。

今年の春節(舊正月、今年は1月25日)に公開される予定だった「姜子牙」は、國慶節映畫として公開された。昨年、「哪吒之魔童降世(ナタ~魔童降臨~)」が大ヒットとなったため、國産アニメーション映畫の「姜子牙」にも大きな期待が寄せられていた。8連休首日、「姜子牙」の興行収入は3億6000萬元に達し、「ナタ~魔童降臨~」が昨年打ち立てたアニメーション映畫の公開初日興行収入記録を塗り替えた。しかし、「姜子牙」に対する評価を見ると、賛否両論があり、興行収入は右肩下がりとなり、公開6日目以降は、1日當たりの興行収入が1億元を切った。

新型コロナウイルスの影響で、約半年にわたり営業中止となっていた映畫館にとって、今回の8連休は、アフターコロナ初の大型連休となった。7月25日、上海國際映畫祭の開幕フォーラムで、阿里巴巴(アリババ)集団の副総裁を務める、阿里影業の李捷総裁は、「今年の國慶節映畫は、興行収入の復活を迎えることになるだろう」と予測していた。

今年の國慶節映畫を見ると、昨年のような「戦狼2 (ウルフ?オブ?ウォー2)」、「ナタ~魔童降臨~」、「流転の地球(原題:流浪地球)」のような大ヒット作品は登場していないものの、現時點の興行収入統計を見ると、過去最多を記録した2019年の44億6600萬元と比べても遜色はなく、過去2番目の多さになっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年10月10日 

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