最新の統計データによると、中國で2019年に新たに開通し運営が開始された鉄道トンネルは967本、総延長は1710キロメートルにのぼった。道路トンネルは1329本増加し、総延長は1731キロメートル。鉄道?道路トンネルの総延長は3萬7000キロメートルに達した。科技日報が伝えた。
國際トンネル協會(ITA)の近年の統計によると、中國の建設中のトンネルの規模は世界の50%前後を占めている。中國はすでにトンネルの本數と建設規模が最大の、発展のスピードが最も速いトンネル大國となっている。
中國土木工程學會トンネル?地下工程分科會の唐忠理事長は、「トンネルの建設技術において、中國の高速鉄道トンネル技術體系はほぼ形成されている。水底トンネルの建設技術、険しい山間部の複雑な地質條件下の長い大型トンネルの建設技術、大斷面の脆い巖石のトンネルの建設技術で大く進展した。都市部大スパン淺埋トンネルの建設、トンネル掘削機の研究開発と製造に重大な進展があった。これらは中國のトンネル建設技術が新たな発展水準に達したことを示している」と説明した。
中國中鉄トンネル局の洪開栄チーフエンジニアは「汕頭海灣トンネルの建設成功は、國産シールドマシン水底大斷面トンネルの過酷な作業狀況における施工の空白を埋めた。これは中國の大型シールドトンネル建設技術と設備製造技術が重要な進展を遂げたことを示している。中國はすでに水底トンネルの施工を160回以上実施しており、中國のトンネル科學技術の河川?海の橫斷という新たな段階に推し進めた」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月28日