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中國における春節のさまざまな風習ーー徹夜で新年を迎える日

舊暦12月30日夜

人民網日本語版 2020年01月21日10:23

中國では舊暦の12月に入ると、春節(舊正月、今年は1月25日)ムードがますます高まってくる。そして、春節の1週間前となる舊暦12月23日になると、中國各地はほぼ「春節カウントダウン」モードに入り、人々は地元の風習に基づいて、春節の準備を始め、忙しくなっていく。人民網ではそんな春節までの中國の年越しに関する風習を1日に一つずつ紹介していく。

大晦日に當たる舊暦12月30日は、前の年に別れを告げて新しい年を迎える祭日となる。普段は他の場所で生活している人々も皆、この日には実家に帰り、赤い服を著て、赤いランタンを燈し、「年夜飯」と呼ばれるご馳走を食べて一家団欒を楽しむ。そして、寢ることなく徹夜して新年を迎える。この風習は「守歳」とも呼ばれている。

伝説では、「年」と呼ばれる怪獣が30日の夜になると、村に來て人を襲うため、その怪獣を追い払うために、人々は夜を徹して見張りをするようになった。この「年」と呼ばれる怪獣は、光や高い音を嫌うため、この日は、ランタンを飾ったり、焚火をしたり、爆竹を鳴らしたりして、怪獣を追い払ったといわれている。

現代の人々は午前0時になると、爆竹を鳴らし、餃子を食べ、舊年に別れを告げて新年を迎え、新年が活気と福に満ちた年になることを願う。

「人民網日本語版」2020年1月21日

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