寫真は「哪吒の魔童降臨」微博公式アカウントより転載。
ここ數年、中國國內の映畫娯楽産業が急成長を遂げている。特に一部の作品は好評で動員數も多いが、キャラクターグッズ市場はまだ十分に構築されていない。中國経済網が伝えた。
キャラクターグッズとは、キャラクターのコンテンツ収入のほかに、派生して生まれた一連の消費財を指す。最も典型的なケースは映畫の関連グッズで、衣類、玩具、フィギュア、マンガ、テーマパークなどの周辺商品がある。世界での事例からわかるのは、優れたキャラクターグッズの展開力は往々にしてコンテンツそのものを上回ることだ。たとえば米國のウォルト?ディズニー?アニメーション?スタジオのキャラクター「ミッキーマウス」は1928年の誕生から現在までの間に、関連グッズのライセンス収入だけで毎年約25億ドル(1ドルは約105.5円)を稼ぎ出す。
8月11日現在、中國産アニメ映畫「哪吒の魔童降臨」は興行収入が累計34億5千萬元(1元は約14.9円)に達し、中國映畫興行収入ランキングで5位になった。封切りから13日連続で単日の興行収入でトップに立ち続け、中國映畫史上初の「興行収入30億元クラス」入りしたアニメ作品になった。映畫チケット情報プラットフォーム「貓眼」のチケット専門サイトによれば、「哪吒」の最終的な興行収入は47億元に達する見込みという。
興行収入の爆発的な伸びが関連グッズの人気も牽引し、淘寶(タオバオ)のプラットフォームでは公式ライセンス商品の1枚99元するTシャツが、予約開始から2日で6千枚の受注があり、名実ともに「爆発的人気商品」になった。