第7回クブチ國際砂漠フォーラムで、エジプト砂漠研究センターのイスハール教授は「クブチモデル、特に砂丘固定技術(shù)をエジプトに導(dǎo)入することを強(qiáng)く願(yuàn)っている」と述べた。新華網(wǎng)が伝えた。
內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)クブチ砂漠の総面積は1萬8600平方キロメートルで、中國で7番目に広い砂漠だ。かつては砂嵐が猛威を振るっており、「黃砂が半日も漂い、日中でも屋內(nèi)で照明をつける。歩行者が外に出ても道路が見えず、畑も牧場(chǎng)も砂の中」という場(chǎng)所だった。30年間の対策により、今や砂丘と緑の谷が輝きを引き立て合う場(chǎng)所になっている。砂漠化対策、貧困者支援、産業(yè)発展により、持続可能な発展の道を歩んでいる。農(nóng)家は市場(chǎng)化を通じ砂漠化対策に參加し、砂漠土地の資産価値向上の収益を共有している。クブチの砂漠化対策の最も広範(fàn)な參加者、最も斷固たる支持者、最大の受益者になっている。
杭錦(ハンギン)旗獨(dú)貴塔拉鎮(zhèn)杭錦淖爾村で暮らす楊鳳祥さんは「家の土地は塩類化が深刻で、作物が成長しにくく、家畜も販売先がない。毎年政府からの補(bǔ)助金以外に収入がなく、貧困世帯に指定されていた」と話した。
楊さんは2018年3月27日に、生態(tài)太陽光プロジェクトに參加した。「板の上で発電、板の下で栽培、板の間で家畜を飼う」。楊さんはトウモロコシと甘草を植え、家禽とヤギを飼った。1年の純利益は10萬元(1元は約15.7円)で、來年の規(guī)模拡大によりさらに倍増する見通しだ。
國連環(huán)境計(jì)畫元事務(wù)局長のエリック?ソルヘイム氏は「クブチモデルは現(xiàn)地に太陽光発電をもたらし、植物の面積を拡大し、生態(tài)観光を促進(jìn)した。砂漠化が問題ではなく、一つのチャンスであることを意識(shí)させられた」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月29日