中國産大型水陸両用機(jī)のAG600「鯤竜」が26日午前、山東省青島市団島の近海で海上からの初飛行に成功した。これは2017年の陸上初飛行、2018年の水上初飛行に続く3回目の初飛行だ。人民日報(bào)が伝えた。

中國航空工業(yè)通用飛機(jī)華南公司のチーフエンジニア、AG600のチーフデザイナーである黃領(lǐng)才氏は、自らの手による「寶物」を紹介する時によく、「これは飛ぶことも泳ぐこともできる飛行機(jī)だ」と分かりやすく紹介している。AG600は中國の森林消火及び水上救助の需要を満たそうと、初めて中國民航適航規(guī)章に基づき開発された大規(guī)模特殊用途飛行機(jī)だ。高速で、捜索範(fàn)囲が広く、安全性が高く、積載量が多いといった特徴を持つ。今回の海上初飛行は、同機(jī)の海上の波への耐性、操作の特徴、構(gòu)造やシステムの活動の特徴の試験に向け基礎(chǔ)を固めた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月27日