中國移動は12日に北京5G試験ネットワークで、初の5G電話の通話に成功したことが取材で分かった。新華社が伝えた。
今回の通話に使用された、既存の4GネットワークをアップグレードしたNSA中核ネットワークとIMSネットワークは、SIMカードや電話番號を変えずに5G攜帯電話間の通話を実現した。通話の音聲はクリアだった。
中國移動北京公司の関係責任者によると、同社は9日夜に中核ネットワーク設備のNSAバージョンへのアップグレードを行った。アップグレード後の中核ネットワークとIMSネットワークは5G機能を持ち、完全に5G端末の接続をサポートしている。
中國工業?情報化部(?。─献蚰?2月、3大通信事業者に5G試験周波數帯の使用を認めた。中國移動は2.6GHzと4.9GHzの試験周波數帯を獲得し、ネットワークと端末を含む2つの周波數帯の産業成熟化を急速に促進してきた。中國移動は北京市で今回、2.6GHzの5Gネットワークでエンドツーエンドの5G攜帯電話通話を実現した。これは中國移動の北京における5G事業応用水準が、さらに高い段階に上がったことを意味している。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年4月15日