バーレーンの首都マナーマで開催されている第42回世界遺産大會(huì)において、現(xiàn)地時(shí)間2日午前11時(shí)36分、國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関(ユネスコ)世界遺産委員會(huì)による承認(rèn)を経て、中國(guó)貴州の梵浄山の「世界遺産」リストへの登録が決まった。これで、中國(guó)の世界遺産は計(jì)53件となり、そのうち世界自然遺産は計(jì)13件となって、世界自然遺産の総數(shù)が同數(shù)で並んでいたオーストラリアと米國(guó)を抜き、単獨(dú)世界トップとなった。中國(guó)新聞社が伝えた。
貴州省銅仁市に位置する梵浄山は、武陵山脈の主峰であり、核心地域(コアゾーン)の面積は402.75平方キロメートル、緩衝地域(バッファゾーン)は372.39平方キロメートル。梵浄山の生態(tài)システムには、古代の祖先種の形狀を色濃く殘している生物や稀少絶滅危懼種および固有種が大量に生息しており、4394種類の植物と2767種類の動(dòng)物が生息する東南アジア落葉樹林生物區(qū)域の中で最も豊かな注目エリアの一つ。また、世界で唯一の貴州キンシコウと梵浄山モミの生息地で、裸子植物の種類が世界で最も豊富な地區(qū)となっている。さらには、アジアで最も重要なイヌブナ林保護(hù)地であり、東南アジア落葉樹林生物區(qū)域の中でコケ植物の種類が最も豊かなエリアでもある。
世界自然保護(hù)連盟(IUCN)は2018年5月、ユネスコ世界遺産委員會(huì)に技術(shù)評(píng)価報(bào)告書を提出し、梵浄山が世界自然遺産第十條(生物多様性)基準(zhǔn)と完全性基準(zhǔn)を満たしており、中央アジア熱帯孤島山岳生態(tài)システムと著しい生物多様性を展示?保存しているとの認(rèn)識(shí)を示した。中國(guó)ユネスコ全國(guó)委員會(huì)、國(guó)家林業(yè)?草原局および貴州省は、この件について極めて高い関心を示し、関連業(yè)務(wù)を前向きに推し進(jìn)め、作業(yè)グループが6月23日にバーレーンに赴き、第42回世界遺産大會(huì)に出席した。こうして多方面におけるたゆまぬ努力が実を結(jié)び、梵浄山の「世界遺産」リスト入りが実現(xiàn)した。
梵浄山は2013年10月、中國(guó)國(guó)家自然遺産リストに登録された。2017年1月、國(guó)務(wù)院による認(rèn)可を経て、梵浄山は中國(guó)政府がユネスコ世界遺産センターに登録を推薦した唯一の背世界自然遺産プロジェクトとなった。
梵浄山は、茘波カルスト、赤水丹霞、施秉カルストに続く貴州省で4番目の自然文化遺産となり、貴州で初めて単獨(dú)で世界自然遺産登録を目指したプロジェクトでもある。梵浄山の登録成功により、貴州省は中國(guó)の自然遺産で數(shù)量が最も多い省(自治區(qū)?直轄市)となった。
中國(guó)代表団は、「梵浄山の世界遺産登録が成功したのは、梵浄山の自然遺産としての価値と管理保護(hù)業(yè)務(wù)に対して國(guó)際社會(huì)から承認(rèn)が得られたことによるもので、世界の生物多様性保護(hù)に対する重要な貢獻(xiàn)であり、生物多様性保護(hù)ネットワーク構(gòu)築に対する中國(guó)の取り組みに顕著な効果が見られた縮図でもある」との認(rèn)識(shí)を示した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月3日
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