第71回カンヌ國際映畫祭審査委員の張震（右から二番目）

第71回カンヌ國際映畫祭が8日夜、フランス南部の都市カンヌで開幕した。今回の映畫祭のメインコンペティション部門の審査員及び、オープニング作品でイランの映畫「Everybody Knows」の主要制作陣など、世界各地の映畫人たちが次々とレッドカーペットに登場した。中國の女優(yōu)?趙濤（チャオ?タオ）や范氷氷（ファン?ビンビン）、馬思純（マー?スーチュン）、俳優(yōu)の廖凡（リャオ?ファン）、歌手の郭富城（アーロン?クォック）と李宇春（クリス?リー）など、中國の映畫人もレッドカーペットに勢ぞろいした。新華社が伝えた。

映畫祭の組織委員會が公表したデータによると、今回の映畫祭に寄せられた1906作品の映畫のうち、12ヶ國21作品の映畫がメインコンペティションのノミネート作品となった。中國語映畫は2年連続でノミネートを逃していたが、賈樟柯（ジャ?ジャンクー）監(jiān)督の新作「江湖児女（Ash Is Purest White）」がパルム?ドール賞候補(bǔ)としてノミネートされた今回唯一の中國語映畫となった。

同映畫祭は中國要素が目立っており、メインコンペティションの他に、國際的に勢いのある新監(jiān)督作品に注目した「ある視點(diǎn)」部門では、「路辺野餐（Kaili Blues）」を手掛けた中國の華贛監(jiān)督の2作目の長編作品が間もなく公開される。また、同映畫祭の國際村の中國館は10日間のテーマフォーラムや、映畫の見本市、産業(yè)座談會などのイベントが行われる。

第71回カンヌ國際映畫祭は5月19日まで開催される予定だ。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月10日