中國國際貿易促進委員會が19日の定例記者會見で明らかにしたところによると、中國國際経済貿易仲裁委員會が制定した國際投資をめぐる紛爭の仲裁ルールが10月1日から施行される。中國の仲裁機関が初めて打ち出す國際投資紛爭の仲裁ルールだ。新華社が伝えた。
國際投資の仲裁は、投資家と投資先國との間の投資をめぐる紛爭を解決する主要な手段だ。だが中國にはこれまで國際投資紛爭の仲裁ルールがなく、仲裁機関にも投資紛爭を受理した経験がなかった。中國企業と投資先國との間で発生した投資紛爭の多くは米國に本部を置く投資紛爭解決國際センター(ICSID)やその他の國際仲裁機関に持ち込まれることが多かった。中國仲裁委の王承傑副委員長兼事務局長は、「このたび國際投資紛爭の仲裁ルールが打ち出され、中國の國際投資仲裁分野における仲裁ルールの空白が埋められたことで、中國の投資仲裁の実踐経験が豊富になり発展し、中國のより國際化し、法治化し、円滑化したビジネス環境づくりのために著実な一歩を踏み出したといえる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年9月20日
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