中國外交部(外務省)の華春瑩報道官は8月31日の定例記者會見で、日本側の一部勢力に対して、歴史観をしっかりと正し、歴史の教訓を深く汲み取り、実際の行動によって自國、アジア近隣國、國際社會の信頼を得るよう促した。
【記者】報道によると、日本の麻生太郎副総理兼財相はこのほど派閥の研修會で「何百萬人殺したヒトラーは、やっぱりいくら動機が正しくても駄目だ」との不適切な発言をして、世論の強い非難を招いた。これについてコメントは。
【華報道官】中國側は報道に留意している。これは、日本國內に歴史問題において誤った認識を頑なに堅持する一部政治勢力が依然いることを物語っている。
歴史は最良の教科書であり、鏡でもある。根本的是非に関わる歴史問題において、國際社會の道徳と人類の良識に反するいかなる誤った言行も斷じて許されない。われわれは日本國內の一部勢力に対して、歴史観をしっかりと正し、歴史の教訓を深く汲み取り、実際の行動によって自國、アジア近隣國、國際社會の信頼を得るよう改めて促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月1日
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