今年初め、シリーズのドキュメンタリー番組「上空から見(jiàn)る中國(guó)（原題：航拍中國(guó)）」が中國(guó)中央テレビ(CCTV)総合チャンネルで放送され、視聴者の関心を集めると同時(shí)に、熱い議論が巻き起こった。このドキュメンタリー番組について、「1話ごとに非常に美しく、國(guó)を賛美する歌を歌いたくなる」という感想も寄せられた。光明日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

「舌で味わう中國(guó)（舌尖上的中國(guó)）」、「故宮で文化財(cái)を修復(fù)する私（我在故宮修文物）」、「本草中國(guó)（The Tale Of Chinese Medicine）」、「故郷を忘れずに（記住郷愁）」、「第三極-チベット高原」などの優(yōu)れたドキュメンタリーが、數(shù)年前から大ブームを引き起こしている。今年の北京國(guó)際映畫(huà)祭で発表された「中國(guó)ドキュメンタリー発展研究報(bào)告（2017）」によると、2016年、中國(guó)におけるドキュメンタリー作品に対する年間投入総額は34億2千萬(wàn)元（1元は約16.3円）、生産総額は52億元をそれぞれ上回り、前年比いずれも10％以上増加した。

〇國(guó)産ドキュメンタリーの人気は海外にまで

2012年、ドキュメンタリー番組「舌で味わう中國(guó)」が爆発的にヒットし、國(guó)産ドキュメンタリーに対する人々の関心がぐんと高まった。2013年アジアテレビ祭、歐州サニーサイドテレビ祭、2014年のカンヌテレビ祭など、さまざまな主要國(guó)際映畫(huà)?テレビ祭や映畫(huà)?テレビ展覧會(huì)において、「舌で味わう中國(guó)2」は、未公開(kāi)のまますでに売りに出された。ドイツ、フランス、オーストリア、イタリア、オーストラリア、ベルギー、スペインなど30以上の海外企業(yè)が購(gòu)入を希望し、韓國(guó)、タイ、米國(guó)、ロシアの各國(guó)では、一ヶ國(guó)內(nèi)で複數(shù)の企業(yè)による購(gòu)入合戦が繰り広げられたほどだ。

今年8月8日、「舌で味わう中國(guó)3」が長(zhǎng)い準(zhǔn)備期間を経て、ついに始動(dòng)した?！干啶俏钉铯Α攻伐戛`ズが引き起こす一連の現(xiàn)象は、中國(guó)のドキュメンタリー分野で最も研究する価値のある作品となっていると同時(shí)に、國(guó)産ドキュメンタリーの急成長(zhǎng)も反映している。中國(guó)伝媒大學(xué)中國(guó)ドキュメンタリー研究センターの劉刻研究員は、「ドキュメンタリーは、一歩ずつ大衆(zhòng)に向かって歩み寄っており、大衆(zhòng)化時(shí)代に入っている。中國(guó)のドキュメンタリーが強(qiáng)い勢(shì)いで飛躍すると予測(cè)する人もいる」との見(jiàn)方を示した。