北京在住のフォトグラファー?佐渡多真子さんがこのほど、人民中國の記者と共に四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地を取材。これまでにもパンダを何度も撮影してきた佐渡さんは今回も、カメラをその無邪気で可愛いパンダに向けた。佐渡さんはこの最新のパンダの寫真を通して、暑い夏に、多くに人に笑顔を屆けたいと願っている。また、パンダを中日両國の友情の象徴として、両國民の間にあるわだかまりを解き、多くの人の心を溫かくしたいとも願っている。人民中國が伝えた。
佐渡さんとパンダの出會い
佐渡さんがパンダに出會ったのは子供の時だった。1972年に中日國交回復を記念して中國からランラン(蘭蘭)とカンカン(康康)が日本に送られ、中國の特別天然記念物であるそのかわいいパンダを一目見ようと、多くの人が東京上野動物園に押し寄せ、パンダブームが巻き起こった。當時、子供だった佐渡さんの両親は家のローンが殘っており、おもちゃはあまり買ってもらえなかったものの、ある時、母親が佐渡さんの身長ほどもあるパンダのぬいぐるみを買ってくれたという。佐渡さんはそのぬいぐるみが大好きで、毎日それを抱いて寢ていた。そして、「いつかパンダの故郷に行く」という決意が幼い子供の心に植えられた。