外交部(外務?。─侮懣秷蟮拦伽?1日の定例記者會見で、G7外相會合が海洋問題に関する聲明を発表したことについて、G7のやり方に中國側は強い不満を表明した。
【記者】11日に日本の広島で開かれたG7外相會合は海洋問題に関する聲明を発表し、東中國海や南中國海の問題に言及した。これについてコメントは。
【陸慷報道官】東中國海と南中國海の問題における中國側の立場は一貫した、明確なものだ。南沙(英語名スプラトリー)諸島の一部の島?礁での中國側の建設活動は完全に主権の範囲內の事であり、東中國海と南中國海の航行と上空飛行の自由にもいかなる問題もない。中國側は自國の領土主権と海洋権益を揺るがず守ると同時に、直接の當事國が歴史事実を尊重した上で、國際法に基づき、交渉と協議を通じて爭いを解決し、関係海域の平和と安定を守るよう終始盡力する。フィリピンが押しつけた仲裁案を中國側が受け入れることはなく、これに加わることもない。
世界経済の回復が力を欠く中、G7は世界経済ガバナンス?協力に焦點を合わせるべきであり、海洋問題を大げさに宣伝し、地域の摩擦を引き起こすべきではない。G7のやり方に中國側は強い不満を表明する。われわれはG7の各構成國に対して、領有権問題で特定の立場を取らないとの約束を順守し、地域の國々の努力を十分に尊重し、一切の無責任な言動を止め、地域の平和と安定のために真に建設的役割を発揮するよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年4月12日