國際通貨基金(IMF)は4日に聲明を出し、人民元を國際準(zhǔn)備通貨に採用すると確定したことを明らかにした。新華社が海外メディアの報(bào)道として伝えた。
イタルタス通信社の5日の報(bào)道では、「聲明の指摘によると、人民元が國際準(zhǔn)備通貨に採用されたことを踏まえ、IMF理事會は米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、カナダドルと同じように、人民元もIMF加盟國の『外貨準(zhǔn)備の通貨構(gòu)成』の四半期報(bào)告で個別に取り上げる通貨とすることを決定した」という。
IMFの説明によれば、人民元を報(bào)告で取り上げるということは、「加盟國が保有し、國際収支での需要に対応するため自由に使用できる外貨資産としての人民元が公的備蓄に組み込まれたこと」を意味するという。
今回のIMFの人民元採用は中國の外貨準(zhǔn)備の算出には影響がないとみられる。中國人民銀行(中央銀行)が保有する人民元資産は外貨準(zhǔn)備ではなく、IMFの中國に関する報(bào)告や諸表に取り上げられないからだ。
報(bào)道によると、IMFの決定は今年10月1日に発効し、人民元はドル、ユーロ、円、ポンドと同じように特別引出権(SDR)を構(gòu)成する通貨バスケットにも加わる予定だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月8日