世界で最も長い歴史を誇るコンペティション形式の映畫祭、アメリカヒューストン國際映畫祭が今年もまた4月に開幕するが、昨年に引き続き「パノラマ中國」(PANORAMA CHINA)特別映畫上映部門を設置し、中國映畫と中國の映畫関係者に中國文化を展示、発信する國際的な舞臺を提供する。中國新聞網が伝えた。
1961年にスタートしたヒューストン國際映畫祭は、世界で最も長い歴史を誇るコンペティション形式の映畫祭であるとともに、サンフランシスコ國際映畫祭、ニューヨーク國際映畫祭に次ぐ北米第三の古くからの映畫祭でもある。今年4月に開幕する第49回ヒューストン國際映畫祭では、「パノラマ中國」をテーマとする特設部門を設置し、北米の映畫市場で中國映畫20作品を上映する予定だ。映畫「鄧小平」をオープンニング作品に據え、中國映畫界をリードする人々や映畫関係者約100人を映畫祭に招待することで、今回の映畫祭はオリエンタル色を色濃く醸し出している。
映畫祭の最高責任者で有名な映畫プロデューサー?監督のハンター?トッド(HunterTodd)氏は、今年上映予定の80作品のうち、中國映畫が初めて四分の一を占める20作品に達していると紹介し、ますます多くの中國要素が世界の映畫舞臺で輝きを放つことを期待していると語った。「中國と米國の文化交流をより一層促進し、中國の優秀な映畫人と世界の映畫人が交流でき、中國映畫を北米で上映できるプラットフォームを構築するために、今年も『パノラマ中國』部門を設置することにした」と力強く語った。
「パノラマ中國」部門の責任者、米中蕓術家協會の蔣瑞會長は「私たちがよく知っているアン?リー、スティーヴン?スピルバーグ、ジョージ?ルーカスら名監督たちは皆この映畫祭で受賞したことがある。この『スター監督の誕生の地』と呼ばれる映畫祭を通じて、中國と米國の文化交流の架け橋を構築し、中國の映畫蕓術を世界に進出させ、世界の中國に対する理解が深まることを期待している」と語った。(編集SC)
「人民網日本語版」2016年2月26日