インターネット金融が誕生し、勢いよく発展するのにともない、オンライン資産運(yùn)用がますますたくさんの人々の注目を集めている。22日、総合金融サービスグループの中國平安保険株式有限公司が零壹財(cái)経研究院と共同で発表した「インターネット金融消費(fèi)白書」によると、ネット資産運(yùn)用商品の中では、「支付寶」（アリペイ）をはじめとする「○○寶」の運(yùn)用に最も人気があり、1980年代生まれ（80後）や90年代生まれ（90後）がネット金融の主力になりつつあるという。新華網(wǎng)が伝えた。

同白書によれば、ネット資産運(yùn)用に対する人々のニーズには次のような特徴がある。まず操作が簡単で、使用體験が快適であることを求める。次に商品の期間が短く、資金の流動(dòng)性が高いことを求める。さらにリスクがコントロール可能な狀況において競爭力ある（高い）収益率が提供されることを求めるという。

ネット資産運(yùn)用商品の中で、安全性と流動(dòng)性が比較的高い「○○寶」に最も人気があり、各所得層の投資家に占める割合はいずれも30％を超える。頻発する「夜逃げ」事件の影響で、P2P（ピアツーピア）ネット融資が収益率の高さという強(qiáng)みから20％近い投資家の支持を得ている。保険商品では、限度額が少なく、標(biāo)準(zhǔn)化のレベルが高い旅行保険商品と損害保険商品が最もよく売れている。

注目すべき點(diǎn)は、小さい頃からインターネットと接觸し、ネットの「原住民」と呼ばれる80後と90後がネット金融を試みる確率が高く、そいれぞれ83％と77％に達(dá)しており、ネット金融消費(fèi)の主力になりつつあるということだ。この年代はオンライン資産運(yùn)用に際して、期間が短く、安定した収益があり、流動(dòng)性の高い金融商品を好む傾向がある。

また同白書によると、資産運(yùn)用を利用する人の割合は高いが、そのほとんどは科學(xué)的な資産運(yùn)用プランを立てていない。調(diào)査によれば、比較的きちんとした資産運(yùn)用計(jì)畫を立てている世帯の割合は20％、資産運(yùn)用専門家の指導(dǎo)を受けて計(jì)畫を立てている世帯は1％にとどまった。所得が5萬元（約92萬8446円）を下回る世帯では、「資産運(yùn)用に手を出したことがない」が4割に迫った。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月25日