7月25日夕方、喧噪に満ちた大阪駅の近くにある小さな會議室は靜まりかえっていた。日本の市民団體のメンバーが南京大虐殺の歴史に関する勉強(qiáng)會を行っていたのだ。
勉強(qiáng)會を開催したのは「銘心會」の松岡環(huán)會長。勉強(qiáng)會の歴史は1988年にまで遡る。當(dāng)時、小學(xué)校の教師だった松岡氏は歴史補(bǔ)助教材を作成するため、資料を求めて中國?南京へ渡った。「南京で起きた悲慘な虐殺を知った後、私は責(zé)任感に駆られて南京大虐殺の歴史を調(diào)べ始めた」。松岡氏はその後南京大虐殺関連の被害者300人余り、加害者250人を取材し、ビデオカメラで証言を記録したうえ、整理して書籍やドキュメンタリーにまとめた。
同日夕方6時、松岡氏はまず、昨年訪中して南京大虐殺犠牲者國家追悼日に參加した際の狀況を參加者に説明した。その後、かつて南京大虐殺に加わった日本兵の証言ビデオが上映された。兵士は南京陥落後、略奪、中國人女性の強(qiáng)姦、殺人など悪事に加わったことを証言。「強(qiáng)姦はあちこちで見られ、終わると被害者を殺してしまった」と述べた。
「南京大虐殺は日本が中國侵略期間に犯した最も殘忍な代表的事件だ」と松岡氏は指摘。公開された歴史資料と自らが調(diào)査した証拠に基づき「1937年末に中國侵略日本軍が南京攻略後に、罪のない中國の民衆(zhòng)30萬人を殘酷に殺害したことには、動かぬ証拠があり、疑いの余地はない!」「日本政府は日本の侵略と植民地支配を受けた中國などアジア各國の人々に誠実におわびして初めて、理解と尊敬を得られる」と述べた。