試合後、喜びを表す蘇炳添選手
中國の陸上競技の蘇炳添選手は、31日、2015年IAAF(國際陸上競技連盟)ダイヤモンドリーグ戦米オレゴン州ユージン大會の男子100メートルで黃色人種として初めて10秒の大臺を切り、9秒99という記録を叩き出した。日本のスポーツニュース専門サイトはこのニュースを直ちに報道したほか、この報道に関する記事のコメント欄には「アジア人として誇りに思う」などという日本のネットユーザーからの稱賛の聲が寄せられている。人民網が伝えた。
日本のスポーツニュースサイト「スポーツナビ」が報道したニュースは31日、日本最大級のポータルサイトYahoo Japanのトップページに掲載された。報道によると、中國の蘇炳添選手は9秒99の記録でダイヤモンドリーグ戦の男子100メートルで第3位となり、黃色人種として初めて9秒臺をマークしたという。また、記事では、アジアでは2007年にナイジェリア出身のサミュエル?フランシス(カタール)が初めて9秒臺となる9秒99で走り、日本では2013年にまだ高校生だった桐生祥秀選手が10秒01をマークし、同年、中國の張培萌選手が世界選手権で10秒00の記録をマークしたことに觸れているほか、今回、蘇炳添選手が9秒99をマークしたことで、男子100メートルでは日本勢が中國選手に先を越されたと報道している。