白いボードの上で、試験管から落ちた赤色の汚水が瞬時(shí)にして円形の「露」になり落ちていった。數(shù)人の小學(xué)生は試験管を手にし夢中になり、「不思議だ」「すごい」「左の方はどうしてまだ水が付いているのか？」と感想を漏らした。中國科技網(wǎng)が伝えた。

2015年全國科學(xué)技術(shù)ウィークおよび北京科學(xué)技術(shù)ウィークのイベントが、北京民族文化宮で開かれた。テーマは「革新と創(chuàng)業(yè)、科學(xué)技術(shù)で民衆(zhòng)に貢獻(xiàn)」で、來場者が後を絶たなかった。

北京易浄星科技有限公司の開発擔(dān)當(dāng)者の王一傑氏は、「これは表面にイージークリーン材を塗ったためで、左側(cè)は普通のボードだ。蓮の葉の表面の汚物が雨と共に落ちることが知られているが、この材料の原理はそれと似ている。ナノテクノロジーを利用し、物體表面の自由エネルギーを弱めると同時(shí)に、物體の表面に蓮の葉の表面に似たマイクロ?ナノ複合構(gòu)造を形成することで、一般的な材料の表面にもイージークリーンの効果を持たせることができる」と説明した。

王氏は記者に対して、「イージークリーン材は自動(dòng)車の交通安全やメンテナンスに活用できる。例えばフロントガラスに塗裝すれば、雨が降ってもワイパーなしで雨粒が落ち、前方の視界が遮られることはない。またホコリも車の窓ガラスに付著しにくくなる」と話した。

王氏は、「これは生活に密著しており、非常にグリーンでエコロジーだ。當(dāng)社は加濕器メーカーと商談を進(jìn)めている。この材料を加濕器內(nèi)の部品に塗裝すれば、水垢を減らすことができる。浴室內(nèi)やキッチンなど濕度の高い所に塗裝すれば、濕気を効果的に防止できる」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月18日