中國國防科學技術大學宇宙科學?工學學院の新型セラミックファイバー?複合材重點実験室はこのほど、高い吸著能力を持つ新型超軽量ナノ材料を開発した。この研究成果はこのほど、ネイチャーの姉妹誌である「サイエンティフィック?リポーツ」に掲載された。光明網が伝えた。
同研究の擔當者である李斌氏によると、この材料の構造は窒化ホウ素ナノチューブと六方晶窒化ホウ素ナノウエハーを複合したもので、密度は空気の半分、水の1600分の1のみで、材料內部に気孔が満ちている。この材料は自重を160倍超上回る有機物を選択し、吸著することができる。この材料は高溫に強く、摂氏2000度でも構造を完全に保ち、正常に使用することが可能だ。有機物を吸著した同材料を燃やすことで、再利用できる。同材料は航空?宇宙事業の高溫熱対策、有毒化學物質の吸著?除去などの分野で、高い將來性を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月11日