日本のタカタ社製のエアバッグ欠陥による自動(dòng)車(chē)リコール問(wèn)題が14日、さらなる広がりを見(jiàn)せた。トヨタと日産が同日、新たにリコールを宣言し、650萬(wàn)臺(tái)をリコールすることを発表したのである。この問(wèn)題は中國(guó)市場(chǎng)にも波及している。中國(guó)國(guó)家質(zhì)量監(jiān)督検験検疫総局（品質(zhì)検査部門(mén)）のウェブサイトによると、天津一汽豊田汽車(chē)有限公司がヴィオスやカローラの一部を6月12日からリコールする。臺(tái)數(shù)は計(jì)30萬(wàn)臺(tái)以上にのぼる。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

▽世界で新たに650萬(wàn)臺(tái)リコール

トヨタが世界各地でリコールするタカタ製エアバック搭載の自動(dòng)車(chē)は約500萬(wàn)臺(tái)に達(dá)し、カローラやヴィオス、ヴィッツなど35車(chē)種に及ぶ。日産の世界各地でのリコール臺(tái)數(shù)も156萬(wàn)臺(tái)に達(dá)するという。車(chē)種はまだ明らかにされていないが、広州日?qǐng)?bào)の調(diào)べによると、國(guó)家質(zhì)量監(jiān)督検験検疫総局ウェブサイトにはすでに日産のリコール情報(bào)が掲載されている。

タカタのエアバック問(wèn)題は2008年から広がり始めた。2014年末までに世界の大手自動(dòng)車(chē)メーカーが計(jì)2500萬(wàn)臺(tái)以上をリコールした。今回の650萬(wàn)臺(tái)を加えれば3000萬(wàn)臺(tái)に達(dá)し、世界の自動(dòng)車(chē)史上、最大規(guī)模のリコールとなる。

今回のトヨタのリコールは中國(guó)市場(chǎng)の30萬(wàn)臺(tái)以上にかかわるものとなった。國(guó)家質(zhì)量監(jiān)督検験検疫総局ウェブサイトによると、天津一汽豊田汽車(chē)有限公司は「欠陥自動(dòng)車(chē)製品リコール管理?xiàng)l例」の要求に基づき、同局にリコール計(jì)畫(huà)を報(bào)告した。同局はこれを受理し、2004年1月1日から2007年3月31日までに生産されたヴィオスとカローラ計(jì)30萬(wàn)2705臺(tái)を6月12日からリコールすることを決定した。

BMWやベンツ、GM、トヨタ、日産、ホンダなどの自動(dòng)車(chē)メーカーはいずれもタカタ製品を使っている。今回の問(wèn)題には世界の多くのメーカーが巻き込まれた。業(yè)界関係者によると、第三者メーカーの部品の品質(zhì)をいかに監(jiān)督するかは各大手自動(dòng)車(chē)メーカーにとっての悩みの種となっている。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年5月18日