森薗政崇?大島佑哉
中國?蘇州で行われた2015年卓球世界選手権は、歐州の卓球が衰退し続ける中、混合ダブルスの1冠を韓國の梁夏銀選手と分け合った以外は、中國チームが4種目で優勝を獨占するなど圧倒的な強さを見せつけた。中國チームを除いた參加國の中で、同大會で最も勢いがあったのが日本チームだ。日本チームは混合ダブルスで銀メダル、男子ダブルスで銅メダルを獲得するなど、他國の代表チームの中では突出した成績を殘した。新京報が伝えた。
2020年の東京五輪に向けて、日本卓球協會は巨額の資金を投じて今後の日本卓球界を擔う人材育成プロジェクトをスタートさせ、チーム全體の実力を急速に向上させている。今回、日本卓球協會は多くの新鋭選手を同大會に送り込み、中國チームをてこずらせた。中國卓球代表チームのコーチも、「長い目で見ると、將來的に日本の卓球は男女ともに、中國の最大のライバルとなるだろう」と認めた。
■劉國梁監督を落ち著かなくさせた日本の新鋭選手
男子ダブルスのベスト8の試合、世界ランキング2位と3位の張継科、許昕ぺアは日本の森薗政崇、大島佑哉ペアと対戦し、フルセットの最終ゲームで2回のマッチポイントをしのぎ、大接戦の末にようやく4対3で勝った。一貫して冷靜な様子を見せていた男子代表チームの劉國梁監督も第5ゲームには、落ち著いていられなくなり、上著を脫ぎ捨て、何度も拳を握って、張継科?許昕ぺアに熱い聲援を送った。劉國梁監督は、「日本チームのペアの息の合ったコンビネーションや攻撃力は想像以上だった」とし、「この試合を通して、我々は日本に実力ある新鋭選手が登場したことを知ることができた。しかし、若手選手の特徴やスタイルなどはまだあまりよくわかっていない」と語った。
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