健常者にとっては簡単な動作でも、筋萎縮性側(cè)索硬化癥 (ALS)の患者は息切れしてしまう。昨年流行した「アイスバケツチャレンジ」によって、人々はALS患者という特殊な人々に目を向けるようになった。科技日報が伝えた。
復旦大學が発表した情報によると、同校の公衆(zhòng)衛(wèi)生學院の呂軍教授、コンピュータ科學技術(shù)學院の顧寧教授は各自の研究成果を結(jié)びつけ、ハイテクを障害福祉サービスに活用した。
スマートフォンをタップしてアプリを起動し、「カーテンを開けて」と言うだけで、カーテンがゆっくりと開く。他にも窓やベッドライト、エアコンの電源のオン?オフ、TVのチャンネルの切り替え、音量の調(diào)整が、一言言うだけで可能になった。攜帯アプリを使ったALS患者の生活の改善は、復旦大學の研究チームと上海市障害者連合會が実施する「障害者エネルギー増強計畫」の一環(huán)だ。
顧教授によると、同システムはスマートライフ制御システムをベースとし、障害者の具體的な需要を満たすため開発された、障害者の使用に適した攜帯アプリ?制御システムだ。同システムは大型共同情報システムと、マン?マシン?コミュニケーションデバイス、40の計算ノード、7つのストレージノードによる計算能力?ストレージを持つ。同システムは數(shù)萬世帯のリアルタイムのモニタリング?処理を行い、かつビッグデータに基づき、社會科學?計算統(tǒng)計模型を密接に結(jié)びつける。同システムは今後の利用者の増加に伴い、大量のデータを蓄積することになる。顧教授は、「今後はビッグデータ解析を踏まえた上で、障害者の一助となるデバイスとソフトの改良が続けられる」と話した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月7日