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2015年6月3日  
 

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「自撮り棒」世界各國で規制対象に 故宮でも狹い場所での使用禁止 (2)

人民網日本語版 2015年03月19日08:21

▽文物部門:禁止ではないが推奨はしない

北京市內の複數の博物館に問い合わせたところ、現時點で自撮り棒を禁止している博物館は無かった。新しい製品であるため、現行の博物館規定の中にも、自撮り棒禁止に関する規定は存在しない。

北京市文物局博物館処の擔當者は「法律法規の點から言うと、自撮り棒を博物館に持ち込むことは明確には禁止されていない。しかし、文化財の主管部門は、博物館內での自撮り棒の使用を推奨しない。これは、(特に人の密集する場所での)文化財と観光客の安全を確保するためだ」と述べた。

▽観光客:禁止も理解できる

80年代生まれの徐さんは、「自撮り棒は2つ持っている。自撮り棒を使うと本當にいい寫真が撮れる。でも、特に狹い博物館などではリスクもある。混雑している時、攜帯やカメラが落ちてしまったら文化財や観光客を傷つける恐れがあるし、自分も損害を被る。使わないほうがいい」と語る。

新浪微博(ウェイボー)の有名ブロガーで、博物館の達人とも呼ばれる曹偉氏は「博物館內での撮影は博物館文化の普及に役立つが、その手段には注意が必要。大きくて重い三腳は文化財を傷つけるおそれがあるし、フラッシュも文化財の保存に悪影響を與える。こうした設備は展示室內で使うべきではない。展示室內は照明も薄暗いため、人物の撮影には向かない。博物館が自撮り棒を禁止するのも理解できる」と指摘した。


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