春節(jié)(舊正月、今年は2月19日)は中國人にとって最も重要な節(jié)日。春節(jié)の影響力の海外での拡大に伴い、外國の首脳らが中國人に新年の挨拶をするのがすでに慣例となっている。今年も國連の潘基文事務(wù)総長、米國のオバマ大統(tǒng)領(lǐng)、フランスのオランド大統(tǒng)領(lǐng)、英國のキャメロン首相らが中國國民や華人?華僑に向けて次々に新年の挨拶をした。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
米國の大統(tǒng)領(lǐng)と國務(wù)長官は毎年春節(jié)にあたり聲明を発表し、米國と世界各地のアジア太平洋系住民に年始の挨拶をしている。
日本の首相も年始の挨拶が習(xí)慣となっている。近年、日本の首相は現(xiàn)地中國語メディアを通じて在日華僑?華人に年始の挨拶をしている。安倍晉三首相は16日、中國語メディアの「中文導(dǎo)報(bào)」「東方新報(bào)」「東方時(shí)報(bào)」を通じて新春の祝いの言葉を述べた。在日華僑?華人に向けて祝いの言葉を述べるのは、首相に返り咲いて以來3年連続だ。
春節(jié)の祝いの言葉は各國首脳らが中國人との距離を縮める良い機(jī)會(huì)となっている。カナダのハーパー首相はビデオメッセージで現(xiàn)地華人に向けて新春の祝いの言葉を述べた。冒頭では余り流暢でない広東語で「恭喜発財(cái)」(儲(chǔ)かりますように)も述べた。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は2012年の祝いの言葉で自らがハワイで育ったことに觸れ、舊正月の興奮を今でも覚えていると述べた。
華人?華僑の多いフランスでは、政府から民間まで春節(jié)をおろそかにはしない。オランド大統(tǒng)領(lǐng)はかつて「フランスにおいて舊正月の影響力は高まり続けている。春節(jié)を祝うのはすでにフランスの文化伝統(tǒng)の一部となっている」と述べた。昨年、オランド大統(tǒng)領(lǐng)はアジア系や華人?華僑の人々500人余りを新春の集いに招待し、自らが午年生れであることも認(rèn)めた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月19日