米アップル社のティム?クック最高経営責任者(CEO)はこのほど、「小米は強いライバル」と認めつつ、「競爭とは常に行われるものであり、小米に対して特に心配はしていない」と述べた。環球網が米國の科學技術サイトBGRの報道として伝えた。
アップルは最近、自身がもつ販売や利益などのあらゆる記録を塗り替え、時価総額が7千億ドル(1ドルは約118.9円)に達した世界初の企業となった。だが、小米をはじめとする中國の新興ブランドがアップルに巨大な圧力をもたらしたという人もいる。
クックCEOはゴールドマン?サックスの科學技術會議で、小米が強いライバルであることは認めながら、「アップルはこれまでずっと激しい競爭に直面してきた。これはアップルの進歩のエネルギー源でもある。アップルはこれまでずっと強いライバルたち向き合ってきた。コンピューター事業にはマイクロソフトがいたし、攜帯電話事業にはノキアとブラックベリーがいた。アップルはいつも『どうして「iPad」(アイパッド)を作るのか』という質問に答え続けてきた。競爭とは常に伴うものであり、小米に対して特に心配はしていない。よい製品が最高の代弁者になるからだ」と述べた。
小米がアップルの主要なライバルとみなされることに疑問はない。小米にはわずか4年ほどの歴史しかないが、その臺頭は多くの人が目にしてきた通りだ。小米の時価総額は450億ドルに達し、中國市場では非常に重要な地位を占めている。スマートフォンの出荷臺數は世界の上位5位に入る。小米の攜帯電話は質がよく、高性能だけでなく、消費者に大きな出費を強いないことから、中國やインドなどの新興市場でブームを巻き起こしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年2月13日