中國遼寧省瀋陽市大東區(qū)。タクシーの橫を木製の自動車が走り去る。これはエコ時代の大発明か!と、街中を驚かせているのが、この町に住む劉福龍さん。木製自動車を手作りし、話題となっている。
大工の仕事をする劉さん。去年8月から、資料を調(diào)べたり、研究したりして、木製の自動車を作り始めた。制作に約3カ月間。1萬元(約20萬円)の費用をかけ、全長1.6メートル、幅1.2メートル、重量200キロを超える木製自動車が2臺完成。なんと、1回の充電で20kmほど走ることができ、最高時速も約40キロが出せるという、本格的な「自己流」自動車に、運転する劉さんもご満悅の様子。
中國國際放送局日本語版 2015年1月5日