「ダブル11」(11月11日)のキャンペーン競爭が終わったばかりだが、微博(ウェイボー)や微信(WeChat)利用者たちの間では「両手を削ぎ落とされた」(「ネットショッピングにはまりすぎた」の意味)という嘆きが噴出している。南京六朝博物館の公式微博「@南京六朝博物館」のある書き込みが最近、話題を集めている。ある「ネットショッピング中毒」の寫真が、激しいセールスキャンペーンを乗り越えてきた多くのインターネット利用者の共感を集めている。金陵晚報が伝えた。
「11月11日が終わったが、この寫真は多くの人の姿と言えるのではないか?」「@南京六朝博物館」の微博が掲載した寫真では、背が高く、帯のついた長い衣を著た容姿端麗な六朝の陶俑が紹介されている。特徴的なのは、陶俑の両手が失われていることで、手はどのようになっているのかわからず、腕には2つの穴があるだけで、まるで誰かに両手を削ぎ落とされたかのように不気味な姿を見せている。多くのネット利用者が「一晩奮闘したあの感じはこの陶俑のように、両手が『削ぎ落とされた』みたいだ」とコメントしている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月13日