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2014年10月23日  
 

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人民網(wǎng)日本語版>>経済

日系自動車メーカー、不調(diào)挽回にあの手この手

人民網(wǎng)日本語版 2014年10月23日09:50

「今年は、東風(fēng)日産にとっては『不作の年』」。東風(fēng)日産乗用車公司の任勇?副総経理は東風(fēng)日産大連工場の記者會見で率直な感想をもらした。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

任勇氏のこの感想は、中國に展開する日系自動車メーカーの心境を端的に表したものと言える。日産や本田は中國での販売臺數(shù)をいずれも減少させている。販売臺數(shù)減少は本田が23%、日産が20%に達(dá)している。

英ロイター社の報道によると、日産自動車の中國の販売臺數(shù)は9月、前年同月比20%減の9.37萬臺にまで落ち込んだ。日産はこれについて、乗用車分野での競爭が激化しているためとしている。日産の中國での販売臺數(shù)は今年7月には同12.3%減、8月には0.7%減だった。

本田の狀況はさらに苦しい。共同通信社の報道によると、本田自動車が8日に発表したデータによると、中國での新車販売臺數(shù)は9月、前年同期比23.1%減の5萬6900臺に落ち込んだ。主力車種のアコードとSUVのCR-Vの売り上げも振るわなかった。

販売臺數(shù)減少で、各メーカーは目標(biāo)達(dá)成の自信を失っている。將來の不利な局面に備えるために予想販売臺數(shù)を減らすメーカーもある。4年連続で既定の販売目標(biāo)を達(dá)成できない可能性が出てきた一汽豊田は、販売目標(biāo)の見直しに踏み切った。

日系メーカーのほとんどが今年、中國で不調(diào)に陥っているのは爭いようのない事実だ。

売り上げは低迷しているものの、巨大な潛在力を誇る中國の自動車市場を諦める気は各社ともなく、それぞれ局面打開のための自助努力を進(jìn)めている。生産力を拡大し、土臺を整えて実力をつけようという戦略は、低迷期を乗り切るための各社で共通する戦略の一つ。東風(fēng)日産の大連工場はその最も新しい試みと言える。同工場は、東風(fēng)日産の4番目に大きな工場となり、一期プロジェクトだけで総額50億元(1元は約17.5円)が投じられた。NISSANブランドのSUV車種を生産し、生産能力は年間15萬臺に達(dá)する。

企業(yè)戦略の補(bǔ)強(qiáng)も重要な選択の一つとなっている。東風(fēng)日産大連工場の操業(yè)開始とほぼ同時期、創(chuàng)立10周年を迎えた広汽豊田は中期計畫の発表會を開き、「スマイル戦略」を全面的に始動した。この戦略計畫によると、広汽豊田は2020年までに、主要な細(xì)分市場をすべてカバーする10車種以上からなるラインナップを形成し、販売網(wǎng)を現(xiàn)在の2倍に拡大し、年間生産臺數(shù)を100萬臺に増加させることとしている。また同社は今後の発展の重點を中小型車と位置付け、販売臺數(shù)に占める中小型車の割合を40%以上とする計畫だ。


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