■帰國して起業(yè) 大學(xué)で教えながら帰國華僑を手伝う
――留學(xué)と仕事で日本に13年滯在してから帰って來られましたが、帰國後はどのような仕事をなさって來られましたか。日本との関係は深いですか。
私は2000年初めに帰國しました。日本では9年働き、3つの會社での仕事を経験し、様々な収穫を得ました。最後の會社は衣類加工の會社で、中國出張の機(jī)會が多く、北京が急速に発展するのを目にして、帰國を決心しました。しかし帰國してから準(zhǔn)備不足だったことに気付きました。
私は帰って來た時にはすでに44歳でしたので、會社に入ろうとは考えず、パソコンや衣類を扱う會社を起業(yè)するつもりでした。ですが経験不足のため、2年後に諦めることとなりました。その後、人づてで北京聯(lián)合大學(xué)で教えるようになり、現(xiàn)在は準(zhǔn)教授職にあります。また北京郵電大學(xué)と北京工業(yè)大學(xué)の客員教授も務(wù)めています。私が教えているのは電子技術(shù)が中心で、日本の物流についても講義しています。
日本の友人とは帰國後も葉書や電子メール、電話のやりとりをして、連絡(luò)を取っています。東日本大震災(zāi)の発生後は、日本の友人に電話をして安否を確かめました。2004年からは、北京市華僑連合會日本帰國華僑親睦會の手伝いを始め、先輩世代の帰國華僑の人々を手助けしています。
現(xiàn)在は、大學(xué)で教えながら、帰國華僑親睦會の仕事もしています。親睦會の仕事はそんなに多くはなく、會報を発行したり、親睦會の年會を開いたりといったものです。帰國華僑親睦會は、前の世代の帰國華僑が中心で、1950年代、60年代に船で帰國した人々がほとんどです。船上の1カ月余りで親しくなり、帰國後も北京で活動する人が多かったので、さらに親睦を深めるようになりました。今も數(shù)百人が親密な関係を保っています。
秋葉原で
■共通點(diǎn)の多い中國と日本 留學(xué)に最適
――日本留學(xué)を希望?準(zhǔn)備している學(xué)生にアドバイスをお願いします。
中國人學(xué)生にとって日本留學(xué)は好ましい選択だと思います。中國と日本は隣り合っており、漢字文化も共通していてとても便利です。新聞を開けば、読み方がわからなくても大體の意味はわかるでしょう。路上の案內(nèi)板も漢字ですから、外出して交通機(jī)関を利用するのも簡単です。
生活面では、日本の飲食は「生、冷、少」が特徴ですから、生の魚を食べたり、冷たい水を飲んだり、食事の量が少ないのは覚悟しておいた方がいいでしょう。自炊するのもいいと思います。日本のエンゲル係數(shù)は高くなく、生活費(fèi)の支出もそれほど高くはありません。例えば、日本のパンは大體人民元で8、9元くらいですが、中國でも質(zhì)の高いパンは同じくらいします。自炊すれば生活費(fèi)も抑えられます。
日本で高いのは家賃ですが、國公立大學(xué)や大學(xué)院に入れば、奨學(xué)金申請のチャンスはたくさんあります。また日本の國公立大學(xué)の學(xué)費(fèi)は、米國や英國と比べると安く、學(xué)費(fèi)の減免を申請するチャンスもあります。
學(xué)業(yè)面では、日本の大學(xué)の先生は學(xué)問に対してとても厳格です。學(xué)生は、どの課目も努力して勉強(qiáng)しなければならず、おろそかにすることは許されません。でも皆さんが努力すれば、どの課目もきちんと修められ、きっと成果を上げられることでしょう。(人民網(wǎng)記者陳建軍/編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月29日