22日、自分の217ミリリットルの造血幹細胞懸濁液を韓國病院の代表に手渡す呉祖琴さん。 |
北京空軍総病院造血幹細胞採取センターでは18日、溫州市に住むドナーの呉祖琴さんが、自分の血液から分離した造血幹細胞懸濁液217ミリリットルを自らの手で韓國病院の代表に手渡した。數時間後には彼の造血幹細胞はソウルに空輸され、多発性骨髄腫患者の47歳の韓國人女性のための造血幹細胞移植手術が行われる。新華網が伝えた。
中國造血幹細胞データベース管理センターには現在、ボランティア180萬人余りが登録されており、呉祖琴さんは4124例目のドナーとなり、外國人向けドナーとしては142人目となる。血縁関係のない造血幹細胞の適合率は極めて低く、また國境を越えたドナーバンクの適合率はさらに低く、數萬から數十萬分の一に留まる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月23日