秦剛報道官 |
外交部(外務省)の秦剛報道官は11日の定例記者會見で、消息不明となっているマレーシア航空機の捜索救難活動および後続作業の進展について次のように説明した。
捜索救難活動は現在も全力で行われている。現在のところ計4隻の中國艦船が、交信を絶ったとみられる海域で捜索救難活動に參加している。本日遅くにもう2隻、明日さらに2隻が関係海域に到著し、中國艦船は公船、海警局の船舶、中國海軍の軍艦など計8隻となる。
中國政府の合同ワーキングチームは昨日夜、クアラルンプール入りした。本日午前にクアラルンプール空港で、最初に現地入りした中國人乗客の家族と面會し、コミュニケーションを取った。その後、マレーシア航空の責任者と會見し、家族たちの面倒をしっかりとみて、関連作業の進展狀況を速やかに伝えるよう求めた。
また、現地中國大使館と共にマレーシア側に対して、各國の捜索救難部隊の調整をしっかりと図り、捜索救難および調査活動に拍車をかけるよう改めて求めた。北京では、中國外交部、公安部(公安省)、民用航空局なども昨日乗客の家族と面會し、狀況を伝え、要望を把握し、慰めた。われわれは北京駐在のマレーシア航空の責任者とも會い、家族への対応をしっかりと行い、家族の要望に速やかに応えるとともに、捜索救難活動その他の進展に関する情報を速やかかつ正確に家族に伝えるよう求めた。
マレーシア、中國、その他関係各國が捜索救難活動を積極的に展開しているが、まださらなる具體的進展はない。われわれはマレーシア側に対して、捜索救難活動を急ぎ、強化すると同時に、乗客の家族への対応を含む他の手配をしっかりと行うよう改めて求める。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月12日