資料寫真:不得意な英語で海外メディアに批判された森喜朗元首相 |
2020年夏季東京五輪、パラリンピック組織委員會はソチで9日、記者會見を行った。席上、組織委員會會長の森喜朗元首相(76)は、自身の英語レベルは高くないと自嘲し、海外メディアの質疑に遭った。中國新聞網が香港紙「文匯報」の報道として伝えた。
報道によると、日本人は決して「英語堪能」で栄えているわけではなく、エリート層のシンボルととらえられており、一般市民の英語レベルはずっと平凡なままだ。だが東京が2020年夏季五輪を開催することになり、日本政府は英語學習を強く推進し、五輪期間中に市民が外國人と「會話が通じないことのないよう」意気込んでいる。
米ETSがこのほど発表した報告は、日本人のTOEFLの平均點はアジアで後塵を拝し、朝鮮よりも低いと指摘した。日本國民の英語は「ありがとう」「おはようございます」「さようなら」など基本的単語に限られ、大學生は往々にして英作文には抜きん出ているが、會話?意思疎通は死角のようだ。
日本人は平均3千時間の英語學習をしていながら、半分の実力しか出し切れていない。東京醫科歯科大の角田忠信名譽教授はこれについて、科學的解釈をしている。いわく日本語は「単脳言語」だが、英語は「複脳言語」であり、日本人が日本語を話す際には左脳のみ用いて情報を処理するが、英語を話す際には左右両方の脳を併用する必要があり、言葉のメロディーとアクセントを処理する。日本人の英語學習には先天的ハンディーがあるようだ。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年2月12日