中國の無形文化遺産3件が「緊急保護リスト」から「無形文化遺産リスト」に選出
人民網日本語版 2024年12月06日16:26
パラグアイ共和國の首都アスンシオンにおいて5日に開催された第19回ユネスコ無形文化遺産保護條約政府間委員會において、「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧(緊急保護リスト)」に登録されていた中國の「伝統的な黎(リー)族の繊維技術:紡績、染色、製織、刺繍」と「羌(チャン)暦年(羌暦の新年)」、「中國の木造アーチ橋建造の伝統的なデザインと慣習」を、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表(無形文化遺産リスト)」に登録を移すことを決定した。新華社が報じた。
2009年に、「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧」に登録されて以來、上記の3件の無形文化遺産保護は目に見える成果を挙げ、保護は継続して強化されてきた。「伝統的な黎族の繊維技術:紡績、染色、製織、刺繍」は、合作社や企業を立ち上げることで、現地の黎族の人々、特に女性の雇用と増収を促進してきた。「羌暦年」は、羌族の伝統文化保護や、現地の文化観光、エコツーリズム、特色あるアグリツーリズムなどの発展の面で、重要な役割を果たしている。「中國の木造アーチ橋建造の伝統的なデザインと慣習」の保護、伝承は、無形文化遺産と文化、自然、生態系の協同保護の良好な動向を作り出している。ユネスコの「無形文化遺産保護條約」の枠組み下で、無形文化遺産が「緊急保護リスト」から、「無形文化遺産リスト」に登録を移されたのは今回が初めてのことだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年12月6日
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