「玲竜1號」一體化原子爐のコアモジュールが海南昌江に到著
人民網日本語版 2023年08月03日11:13
「玲竜1號」一體化原子爐のコアモジュール「玲竜之心」が7月26日、海南昌江原発大型設備埠頭に運ばれた。船からの吊り降ろしと短距離輸送を経て、このほど順調に海南原発の現場に到著した。人民網が伝えた。
船から吊り降ろされる「玲竜之心」と呼ばれる「玲竜1號」コアモジュール。人民網記者 宋彤桐撮影
「玲竜1號」は中國が獨自に研究開発した商用小型原子爐だ。そのコアモジュールである原子爐圧力容器は「玲竜之心」とも呼ばれ、圧力容器、蒸発器、メインポンプ継手を集積しており、製造の難易度が最も高く、最も代表的な「工場化プレハブ、モジュール化製造」原発中心設備だ。
「玲竜之心」は構造が複雑で、従來の水平輸送では関連する技術的要求を満たせないため、今回の圧力容器輸送は垂直輸送方式を採用し、設置時の狀態で海南昌江原発大型設備埠頭に輸送することにより、據付の安全コストと時間コストを大幅に削減した。
海南原発の関係責任者は、「『玲竜1號』の発電出力は12萬5000kWで、完成後の年間発電量は10億kWhに達し、約52萬6000世帯の生活需要を満たし、海南省の國家エコ文明試験區の建設に向けてよりしっかりしたクリーンエネルギー支援を提供する」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年8月3日
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