武漢大學人民病院が8月16日に明らかにしたところによると、世界初の健康研究分野専用のリモートセンシング衛星である「武漢大學人民病院健康號」醫學リモートセンシング衛星(珞珈4號01星)が來年、打ち上げられる。科技日報が伝えた。
武漢大學人民病院の李平湘副院長は、「リモートセンシング地球観測技術は、広範囲、高効率、周期性などの優位性を持ち、人間の健康に影響を及ぼす環境要素を調べる効果的な手段だ」と述べた。
同衛星は設計積載量が約50キログラムで、可視光高スペクトルカメラ、紫外線カメラなどを搭載し、高スペクトル、微光、紫外線などのマルチモードを持ち、一體化設計、広範囲のイメージング、多くの作業モード、スピーディな畫像取得などの優位性を備えている。中國を中心としながら周辺諸國もカバーし、人類の健康に影響を及ぼす環境要素を探査する。
李氏は、「學際的融合は現在の世界発展の大きなトレンドだ。心臓介入手術など多くの醫學操作技術は現在、リモートセンシング三次元衛星測位システムによって行われる。將來的にはリモートセンシング技術を利用し人の體內空間の正確な三次元モデリングと測位を行い、手術ロボットがナビゲーションに基づき體內に入れるようになるだろう」との見方を示す。
また醫師はカプセルの正確なナビゲーション?制御を使用し、患者の病気の狀況により、飲み込まれたカプセルを病巣に送り込み、その他の部位に影響を及ぼさず指定位置の正確治療の効果を発揮するようになる見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月19日