打ち上げに成功した「ケレス1號遙3」キャリアロケット。(撮影?汪江波)
「谷神星(ケレス)1號遙3」キャリアロケットが北京時間8月9日午後0時11分に中國酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。衛星「泰景1號01?02星」と「東海1號」の計3基を予定の軌道に順調に投入し、打ち上げ任務が無事成功した。今回の任務で、ケレス1號が3回連続の打ち上げ成功となり、中國民間ロケット発展の新記録を更新した。
泰景1號01?02星は主に商業リモートセンシングサービスの提供に用いられ、東海1號は主に超小型偏光カメラマルチモードリモートセンシング探査技術の検証に用いられる。
ケレス1號は星河動力空間科技有限公司が獨自に開発した4段小型商業キャリアロケットで、1、2、3段は固體燃料を採用し、4段は軌道制御?姿勢調節一體化液體燃料を採用。ロケットの直徑は1.4メートル、全長は約20メートル、離陸重量は約33トン、高度500キロメートルの太陽同期軌道の最大輸送力は300キログラム。中國內外の衛星ユーザーに小型衛星のオーダーメイド打ち上げサービスを提供できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月10日