國際ドローン展がこのほど広東省深セン市で開催され、2700臺を超えるドローンと無人化の裝備が登場した。業界関係者は、「新型コロナウイルス感染癥の期間に、産業用ドローンが救急醫療、安全巡視などで重要な役割を発揮し、多くのメーカーがここに商機を見いだすようになった」と説明した。
會場では、多くの企業が市場のニーズを踏まえて新製品を次々に打ち出していた。同展で発表されたデータによると、2021年には中國全土でドローン関連企業が1萬2千社を超え、業界全體で付加価値額が870億元(約1兆7201億円)に達したという。深セン市ドローン産業協會の會長の説明では、「産業用ドローンの分野では、中國は世界市場で55%のシェアを占める。消費者向けドローンの分野では、中國の世界シェアは74%に達する」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年8月12日