ボルトン元米大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官(國家安全保障問題擔(dān)當(dāng))が、このほどインタビューで、外國でのクーデター畫策を支援した過去を認(rèn)めたことについて、外交部(外務(wù)省)の汪文斌報道官は18日の定例記者會見で、「この元米高官は他國でのクーデターを畫策した過去を語る時、何らはばかることなく、すこぶる得意げだった。これは、他國の政権転覆の畫策が、すでに米國の外交政策の根幹にまで浸透していることを物語っている」と述べた。
汪報道官は「米ボストンカレッジのリンジー?オルーク準(zhǔn)教授は著書『Covert Regime Change: America’s Secret Cold War』で、1947年から1989年までの42年間に、米國が政権交代のための行動を秘密裏に64回、公然と6回実施したことを記した。冷戦終結(jié)後も米國は政権転覆行為を自制してはいない。米國は長年にわたり中南米で政情不安を引き起こし、『アラブの春』など中東政治の激動に関與し、ユーラシア地域で『カラー革命』を扇動してきた。米高官にいたっては、自ら街頭に出て他國の反體制派を支持し、政治的対立をあおりさえした」と指摘。
「米國の政界要人は『ルールに基づく國際秩序』を鼓吹しているが、ボルトン氏の発言によって、それが米國による他國への恣意的な干渉と転覆を良しとする秩序を確保するためであることがはっきりした。間違いなく、ボルトン氏のような勢力はこのような『ルール』と『秩序』を懸命に維持しようとしているが、世界の人々にとっては許すことのできないものだ」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年7月19日